副腎疲労があると、アトピーはなかなか治りにくいという事実をご存知でしょうか?「副腎」は日常生活であまり意識されることが少ない器官ですが、実は腎臓の上に位置する小さな器官で、私たちの身体のエネルギー代謝や炎症のコントロールに重要な役割を果たしています。
副腎の役割とは?
副腎は、ストレスや炎症と闘うために、エネルギーを活発にし、生命維持に必要なホルモンを分泌します。副腎が疲労すると、元気が出なかったり、疲れやすくなるだけでなく、アトピーや他の慢性的な症状が治りにくくなります。さらに、副腎の疲労が深刻化すると、「うつ状態」になることもあります。
私自身も、滲出液で肌がドロドロになったリバウンド期に副腎が疲労し、無気力になって数日間寝込んだ経験があります。アトピーの治療にはこの副腎の状態が大きく影響します。
なぜアトピーの人は副腎が疲労するのか?
天然のステロイドホルモンとは?
副腎は、髄質と皮質の2つの部分に分かれています。副腎髄質から分泌されるアドレナリンやノルアドレナリンは、かゆみと関連がある一方、副腎皮質から分泌されるコルチゾールは、「抗炎症・抗ストレスホルモン」と呼ばれ、体の炎症を抑える役割を担います。コルチゾールは、コレステロールを原料に作られるため、「ステロイドホルモン」として知られています。
病院で処方される副腎皮質ステロイド外用薬は、合成ホルモンですが、副腎からは天然のステロイドホルモンが分泌され、体が自ら炎症やストレスと闘えるようにサポートします。しかし、長期間にわたる炎症や過度なストレスは、副腎を疲弊させ、そのホルモン分泌がうまくいかなくなってしまうのです。
副腎疲労のサイン
以下のような症状が見られる場合、副腎疲労が疑われます。
- イライラ、ストレスを強く感じる
- アトピーで炎症が強く出ている
- 副腎皮質ステロイド外用薬や服用薬を使用している
- 甘いものを頻繁に摂取している
このような方は、副腎疲労が進んでいる可能性が高いです。
副腎疲労の改善アプローチ
副腎疲労が疑われる場合、内臓調整によって副腎への血流を促し、頭蓋骨の調整で視床下部や脳下垂体のホルモン分泌をサポートすることが必要です。これにより、副腎が正常に機能しやすい環境を作り、アトピーの改善を促進します。
もし、最近アトピーの治りが遅いと感じたり、薬の効果が薄れている、または疲れやすさを感じるなら、副腎疲労が関係しているかもしれません。
本山整体サロンのアトピー整体
当サロンでは、副腎疲労を解消し、アトピーの早期克服をサポートするための「アトピー整体」を提供しています。副腎の機能を回復させることで、あなたの体が自然に炎症を抑制し、アトピーを根本から改善できるようなサポートを行います。
最短でアトピーを克服し、健康的な毎日を取り戻しましょう!